2016.04.11
長野・山の家へ
あっという間に今年も4月。久しぶりのブログ投稿になります…。
先週末は長野県にある山の家へ。学生時代からお世話になっている別荘です。
午前の打ち合わせを終えてから金沢を出発。夕方到着したときは関東から参加の大先輩方が
すっかり綺麗に掃除してくれていました。(本当に申し訳ないです…)
この段々とスリットが特徴。内部は暖炉を中心に階段状に就寝スペースが配置されています。
コンクリート造の上に木造が乗り、大きなひさしの屋根が全体を包んでいます。
今回の訪問の主な目的は、築およそ35年で老朽化した建物の現状確認でした。
皆さん手分けして内外部のチェックを行い、修繕リストを作成。僕が想像していたほど
状態は悪くなく安心しました。アアルトの椅子も健在です。
古くなっても、このすばらしい空間は変わりません。
薪ストーブも良いですが、開放型の暖炉はやっぱり迫力が違います。
滞在時間も短くあっという間でしたが、今回初めてこの山の家に関わるたくさんの先輩方にお会いできたことがとても嬉しく、時を経た建築の良さや、建築が長くたくさんの人に親しまれることの大切さのようなものが感じ取られ、非常に勉強になった価値ある時間となりました。
掃除も料理も片付けまでも先輩方にお世話になってしまいました。本当に感謝感謝です。
それにしても、ここでソロテント張るとは渋い!絵になってます…。