2021.06.27

中間気密測定

順調に工事が進んでいる横枕町の家で中間時の気密測定を行いました。(もう1ヶ月以上も前になりますが…)
この気密測定とは、建物全体にどのくらいのすき間があるのかを実際の現場で測るもので、目に見えない部分を確かめるとっても大事な検査になります。
すき間だらけの建物は熱の移動が大きく、断熱性能が期待通りに発揮できないばかりか、壁の中で結露を起こし様々な問題を引き起こす要因にもなります。
これらを工事中の室内の壁や天井の仕上げ前のまだ修正ができる段階でチェックし、結果を確認しすき間を見つける作業が必要です。

測定結果は、すき間面積が小さいほうがより小さな数値となりますが、最終的な(完成時の)目安として換気計画が計算通りに行われる「0.5」以下が基準になります。
今回の横枕町の家では、これまでの経験と大工さん、現場監督の努力もあり「0.17」という素晴らしい結果となりました。
最近では限りなく0に近いウルトラ気密的な数値も見かけますが、あまり数字だけを追うのではなく、常にすき間を作らないことを意識する施工が暖かく涼しい快適な住まいにつながると考えています。

 

9月に完成見学会を開催します。SNSでも近況をアップしていきますのでぜひチェックお願いします!

 

今回も気密測定は白山市の福田温熱空調さんにお願いしました。
毎日更新されるブログが面白いです。いつも参考にさせて頂いています→ 山男のつぶやき